【ノーブルエイペックス】2020年度 運用報告会

香港でNo.1といわれているIFAが「ノーブルエイペックス」です。ファンドマネージャーがとても優秀ということもあり、過去20年間で平均13%という圧倒的な運用成績を残しています。

そのノーブルエイペックスが「運用報告会」を開催しました。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、オンラインでの開催となっています。

今回は「ノーブルエイペックス 2020年度 運用報告会」の概要をお伝えしていきます。「香港国家安全法」についても言及していましたので、そちらの内容も合わせてお伝えしていきます。

もくじ
1、ポートフォリオマネジャー Smith Tam
2、運用の振り返り
3、今後の展望
4、世界経済の見通し
5、香港国家安全法
6、まとめ
7、YouTube動画はこちら!

ポートフォリオマネジャー Smith Tam

今回の運用報告会は、ポートフォリオマネジャーの「Smith Tam」が話していました。

株式、投資信託、債券、通貨など、様々な資産の調査を担当しているとのことです。また、投資とポートフォリオ運用も担当し、ファンダメンタルとテクニカル分析、そしてボトム・アップの投資に精通しているとのことです。

香港理工大学投資科学学士であることからも、金融のスペシャリストであることが伺えます

運用の振り返り

まずは、「運用の振り返り」について、概要を下記に記載します。

2019年のポートフォリオ:20%以上の増加
⇒新興国とアジアが予想以上の良いパーフォーマンスとなる

2020年はコロナウイルスにより、すべての市場で株式が売られる
⇒ノーブルエイペックスはパニック売りをしない
⇒金の保持が全体的な時価総額の保持に繋がった

コロナショック後、株式は力強い反発を示す
⇒ノーブルエイペックスのポートフォリオは、すべてのインデックスのリターンを上回る
⇒2020年後半も株式は上昇すると予想している

コロナショックにも動じずに、どっしりと構えて運用を行っていることが伺えます。また、ノーブルエイペックスの特徴である逆張り戦略も健在のようです

今後の展望

次に、「今後の展望」について、概要を下記に記載します。

・新型コロナウイルス感染症により、第1四半期の世界市場はマイナスになったただ、中央銀行の刺激策により、第2四半期は株価が反発を始めている。

・割安な株価は長期投資家にとって良い投資機会になる。

・米国に対しては中立:高い収益と成長見通しを持つテクノロジーとヘルスケアに集中して投資する。

・欧州に対しては中立:ヨーロッパ各国でのコロナウイルスの拡散状況が異なるため、収益の見通しが難しく、企業業績に大きなばらつきがある。

・アジアと新興国に対しては強気:多くの国でコロナウイルスの拡散が一段落している。より多くの金融政策導入が可能で、国内市場の基盤があり、外部からの影
響が低い国への投資を選好する。

・債券に対しては中立:世界の債券を投資対象とする。

・商品:通常よりも高い不確実性とボラティリティに対して、戦略的にゴールドを保有する

世界経済の見通し

続いて、「世界経済の見通し」について、概要を下記に記載します。

世界:コロナウイルス陽性患者数の増加に伴い、株価が変動する可能性があるが、質の高い企業の株価は堅調だった。

米国:株価に割安感がないときに積極的な運用を行うことが、収益を上げる鍵となる。2020年は大統領選挙の年であることから、FED(Federal Reserve System:連邦準備制度)が経済成長を支えるために利下げを行う可能性がある。

欧州:新型コロナウイルス感染症で最も注目すべき場所。多くの経済刺激策が発表されているが、逆風が続いている。

アジア:中国、韓国などのアジア諸国は、先進国に比べて経済活動の再開が早い。企業業績予想の改善により、今年のアジア株式は上昇する可能性がある。

新興国:多くの国で株式が売られ過ぎている。原油価格はコロナウイルスの拡散が収まれば反発し、サプライチェーン、内需共に回復すると予想される。最近の売りは、長期で積立をする投資家には貴重な投資機会となっている。

世界の中央銀行:新型コロナウイルス感染症による経済の落込みからの回復してきた。金融システムの安定のために、流動性資産を増やすなどの政策を実施している。

政策金利:長期に渡り低く抑えられ

香港国家安全法

最後に、「香港国家安全法」について、様々な見解が述べられていましたので概要を下記に記載します。

・国家分裂、政権転覆、テロ活動、外国の干渉を注視している。ただ、特に影響はないと結論付けている。
・香港のビジネス、商業活動は香港国家安全法の規制対象ではない
・香港国家安全法は、香港の状況を安定させ、長期的にはプラスに作用する
・米国、欧州が香港に対して制裁を加えることは考えにくい
・米国が香港に対して貿易制限する可能性はあるが、香港の米国への輸出割合は10%以下のため影響は少ない
・米ドルとのペッグ制は維持されると考えられる
・香港ドルは国際的地位を維持し、また常に安定している。投資への影響はないといえる
・香港国家安全法制定後も、金融およびビジネス環境は制定前と変わらな

まとめ

今回は「ノーブルエイペックス 2020年 運用報告会」について、内容をお伝えしてきました。

香港No.1といわれる実力どおり、腰を据えた運用を続けているようです。また、コロナショックをチャンスと捉え、逆張り戦略で資産増も狙っています

私の知人も「はじめて3年目なのに、もうプラスになっている。ノーブルエイペックスに運用を任せて良かった」と言っていました。
※普通は5年くらいは鳴かず飛ばずで、元本割れすることも珍しくありません

海外で積み立てを行う場合は、ノーブルエイペックスに任せておけば後悔はしないはずです。また、その際は「金融庁認可の投資顧問会社」に依頼するようにしましょう。無認可のブローカーに任せるのはリスクがあります。

 

 

関連記事はこちら

【金融庁のお墨付き】「投資助言代理業」の正規代理店を選ぶ重要性

YouTube動画はこちら!

海外投資を始めたい方へ ~無料メルマガ~

「海外投資のはじめ方」を4つのStepに分けて動画で解説!