最近よく耳にするようになったIFAが「グランターク（Grantag）」です。
グランタークには古い歴史がありますが、日本ではあまり広まっていませんでした。ただ、最近は日本国内の顧客数も増やしているようです。
今回は「グランタークの会社概要や運用成績」について解説していきます。歴史のあるIFAですが、正直なところ評判はよくないので、グランタークに運用を任せるのは危険かもしれません。
もくじ
1、グランターク
・会社概要
2、グランタークの運用成績
3、グランタークはネットワーカーが勧めている
4、運用成績の良いIFAとは？
5、信頼できる正規代理店とは？
6、まとめ
7、YouTube動画はこちら！
グランターク
グランタークは香港に本社を置くIFAです。
IFA（Independent Financial Adviser）とは、独立系ファイナンシャルアドバイザーと呼ばれる運用会社のことです。海外投資においては、このIFAが運用方針を考えます。
野球に例えると、「監督＝IFA」、「選手＝海外金融機関」、「スポンサー＝顧客」となります。顧客の資産が増えるかはIFAの運用にかかっているので、実力のあるIFAを選ぶことが重要になるのです。
会社概要
設立：1999年
所在地：25th Floor, Guangdong Finance Building, 88 Connaught Road West, Sheung Wan, Hong Kong
事業地域：香港、中国、日本、シンガポール、台湾、韓国、タイなど
ライセンス
香港証券先物委員会：AKO790
香港保険業協会：M-0189
香港強制積立基金管理局：IC-000179
シンガポール金融管理局：FA100036
グランタークの運用成績
「グランタークの運用成績」ですが、平均1〜2%といわれています。グランタークで運用をしていて資産が大きく増えた人はおそらくいないのではないでしょうか？
不確定な言い方をしたのは、運用成績の情報がとにかく少ないからです。そのため、不確実な情報であることをご了承いただきたく思います。
通常であればIFAの運用成績はある程度出回っているのですが、グランタークは情報がほとんどありません。グランターク社のホームページを見ても、「経済情勢の見通し」が掲載されているに過ぎないのです。
自社の運用成績が良くない場合、ポートフォリオを運用成績のように見せかけることがあります。ブラックロックやマンインベストメントなどのポートフォリオを提示して、「これらのポートフォリオで運用しています」というのです。
ただ、それはそのIFAの運用成績ではありません。歴史があり運用成績が良いポートフォリオを提示しているに過ぎないのです。
これは極端な話、投資を始めたばかりの個人が「自分は歴史があり運用成績がよいブラックロックのポートフォリオを組む」と言っているようなものです。
歴史のあるグランタークがこのような見せ方をしているわけではないと思いますが、運用成績についてはどうしても不透明な部分があります。
せっかく海外投資を行っているのに、あえてグランタークに運用を任せる必要はないと思います。後述するIFAを選んでおいた方が、将来的な資産増を見込めるはずです。
グランタークはネットワーカーが勧めている
グランタークの情報が少ない背景に「ネットワーカーが勧めている」というのがあります。ネットワーカーの親玉が、部下たちにグランタークを勧めさせているのです。
このような構図になると、色々と問題が発生します。
まず、一般人が金融商品を勧めていることになるので、顧客に情報がきちんと伝わらない可能性が高くなります。ネットワーカーはメリットを強調して言うことが多いので、デメリットやリスクについての説明が不十分になるのです。
また、ネットワーカーはグランタークしか提案しません。
真っ当な正規代理店であれば、「海外金融商品には〇〇や△△や□□などがあります」のように複数の選択肢を提示します。また、デメリットやリスクもきちんと説明します。その上で顧客に判断を委ねているのです。
ネットワーカーが勧めているという現状があることからも、グランタークの信頼性は決して高いとはいえません。
運用成績の良いIFAとは？
「グランタークに運用を任せておくのは不安だ」と思った人も多いのではないでしょうか？ ただ、取り返しのつかない事態になってしまったわけではありません。
なぜなら、海外投資の運用会社であるIFAは切り替えることができるからです。そのため、グランタークを不安に思うなら、他のIFAに移管してしまえばよいのです。
ここでは、運用成績が特に良いIFAである「アドミニストレーション」を紹介します。
アドミニストレーション（平均年利10%）
上記の運用レポートからもお分かりいただけるように、香港でトップクラスの運用成績を残しています。アドミニストレーションに運用を任せておけば、安心して海外投資を続けることができます。
アドミニストレーションに興味がある方は、下記の記事をご覧ください。
もし、アドミニストレーションに移管したい場合は、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。対応している代理店をご紹介させていただきます。
信頼できる正規代理店とは？
信頼できる正規代理店は複数の海外金融商品、IFAを提案します。「グランタークだけを提案する」ということはまずありません。
もし契約時にグランタークしか提案されなかったのであれば、代理店の変更も合わせて検討した方が良いかもしれません。
なぜなら、海外投資で最も重要なのが信頼できる正規代理店を見つけることだからです。信頼できる正規代理店であれば複数の選択肢を提示してくれるだけでなく、金融商品の概要、メリット、デメリット、リスクなどもきちんと説明してくれます。
【信頼できる正規代理店の条件】
・複数の海外金融機関（IFAも含む）と直接業務提携している
・FPや証券外務員の資格を有している
・海外投資のデメリット、リスクをきちんと説明してくれる
・海外積立商品のデメリット、リスク、手数料をきちんと説明してくれる
・担当者自身が海外投資を実践している
もし、「信頼できる正規代理店から話を聞いてみたい」という人は、下記フォームよりお問い合わせください。
まとめ
今回は「グランターク（Grandtag）」について詳しく解説してきました。
「運用成績の情報が少ない（運用成績が悪い）」、「ネットワーカーが勧めている」というのは、海外投資をする上で大きなリスク要因になります。
海外投資では運用会社であるIFAを選ぶことができます。どうしてもグランタークにしなければならない理由がないのであれば、IFAの見直しを検討することをお勧めいたします。
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