資産管理：バンク・オブ・アメリカで分別管理している

監査：世界4大会計事務所であるKPMGが行っている

加盟協会：国際生命保険協会(AILO)
※国際生命保険協会(AILO)の加盟企業：RL360°、フレンズプロビデント、アクサグループ、ジェネラリ、ハンサード、スタンダードライフ、プルデンシャル、HSBC Lifeなど

格付け：A-（Excellent）※A.M.Best社

引用：インベスターズトラスト公式ホームページ

引用：会社案内ビデオ

インベスターズトラストの契約者が増えている要因の一つに、「金融商品の手数料が安さ」があります。顧客にとっては手数料が安いに越したことはないので、これは大きなメリットになります。

ただ、多くの業者がインベスターズトラストを勧めている理由はこれだけではありません。海外金融商品を取り扱う「日本の業者の裏事情」があったのです。

業者がインベスターズトラストを勧める理由

業者がインベスターズトラストを勧める理由は簡単です。それは、「インベスターズトラストしか取り扱えないから」です。そのような業者は、他の海外金融機関と業務提携できていないのです。

前述のとおり、インベスターズトラストは2002年に設立されました。

新規顧客を増やしたいという狙いがあるため、インベスターズトラストは提携するIFAをどんどん増やしていきました。それに伴い、IFAと業務提携している日本の業者も増えていったのです。

【海外金融機関、IFA、代理店（日本の業者）の相関図】

そのため、インベスターズトラストが最も良いから、多くの業者が勧めているわけではありません。「手数料が安いからインベスターズトラストが良い」とだけ言ってくる業者には注意しましょう。

海外投資を始めるなら「RL360゜」にすべき

もしあなたが海外投資（海外積立投資）を検討しているなら、マン島にある「RL360゜（旧 ロイヤルロンドン）」を選ぶべきです。

理由としては、RL360゜の歴史の古さが挙げられます。RL360゜は1800年代から続いている金融機関なのです（経営統合、子会社化などあり）。

また、マン島という信頼性が高いオフショアにあることも、RL360゜が推奨されている理由です。

あまり知られていませんが、マン島には投資家保護法という法律があります。万が一、マン島の金融機関が破綻しても、積立投資などで増えた資産の最大90%がマン島政府によって保障されるのです。

【出典】
マン島：歴史が古く、信頼性が高いオフショア

RL360゜について詳しく知りたい方は、下記の記事をご参考ください。その前に、この記事を読み終えてくださいね。

【海外積立の王道！】RL360゜の「Regular Savings Plan」を徹底解析！

RL360゜は提携するIFAを厳選しています。そのため、RL360゜を取り扱える日本の業者も限られますが、優良な正規代理店などであれば対応が可能です。

もし身近にRL360゜を取り扱っている業者がいなければ、お問い合わせフォームよりご連絡ください。金融庁の認可を受けている投資顧問会社の担当者をご紹介させて頂きます。

多くのIFAがRL360゜を勧めている

私の知り合いに、海外投資に非常に詳しいファイナンシャルプランナーがいます。その方は投資顧問会社に勤めており、「インベスターズトラストが過剰評価されていることが、金融界で取り沙汰されている」と話していました。

また、香港にあるIFAも同様の見解を示しています。最大手のIFAが勧めているのはインベスターズトラストではありません。やはり、RL360゜に信頼を置いているのです。

IFAの「生の声」を聞くと、それが真実なのだと思います。

まとめ

今回は業界の裏事情についてお話してきました。私も海外投資に精通しているファイナンシャルプランナーから聞かなければ、知らなかった話です。

インベスターズトラストはきちんとした金融機関であり、金融商品の手数料が安いのは間違いありませんが、それだけで決めてしまうのはお勧めできません。

正解があるわけではありませんが、今回お伝えしたような業界の背景も踏まえた上で、契約する海外金融機関を決めることが重要になります。