タイトルを見て驚いた人もいるかもしれませんが、今回は「インベスターズトラストを辞めた人」についてお話していこうと思います。その人が辞めた理由には、色々な裏事情があったそうです。
決してインベスターズトラストを誹謗中傷するわけではありませんが、実際にあったお話なので、包み隠さずお伝えしていこうと思います。
もくじ
1、インベスターズトラストを辞めた人
2、インベスターズトラストは世界中に拠点がある
3、インベスターズトラストは歴史の浅い金融機関
4、RL360゜は歴史の古い金融機関
5、まとめ
インベスターズトラストを辞めた人
私には「投資顧問会社のファイナンシャルプランナー」の知り合いがいます。いつもその人に海外投資について教えて頂き、その内容を元にこのサイトを作成しています。
あるとき、その人にインベスターズトラストについて尋ねました。私が聞きたいことに答えて頂いた後に、「そういえばインベスターズトラストに勤めていた知り合いが辞めたんですよね」と話し出したのです。
そもそも、インベスターズトラストに勤めている人がいるということに、少し驚きました。実際にそのような人がいるのは当然ですが、IFAなどと違い、インベスターズトラストなどの金融機関は遠い存在に感じていたのです。
そのような知り合いがいることに関心しながらも、「どうして辞めてしまったんですか?」と尋ねました。
すると、「個人的な事情もあったようなんですが、インベスターズトラストの将来性に疑問を持ったようなんです」と答えました。
詳細については記載できないのですが、経営状態が芳しくないという要因があったようです。
インベスターズトラストは世界中に拠点がある
インベスターズトラストを辞めた人は、香港の拠点で仕事をしていたようです。
インベスターズトラストというと「ケイマン諸島にある金融機関」と認識している人も多いと思います。その認識は間違いではありませんが、拠点は世界中にあります。
この図にあるように、ケイマン諸島はもちろんのこと、マレーシア、プエルトリコ、ドバイ、アメリカ、香港、ウルグアイに拠点を持っています。
それぞれの拠点は設立時期に違いがあります。ケイマン諸島やアメリカの拠点は2002年に設立しましたが、香港やウルグアイは2008年に設立しています。
インベスターズトラストは歴史の浅い金融機関
インベスターズトラストはまだまだ歴史の浅い会社です。そのため、経営基盤が他の海外金融機関ほど安定していません。
もちろん、オフショア地域の金融機関ではあるのですが、信頼性という点では他の海外金融機関に劣る部分があります。
また、本籍があるケイマン諸島は「租税回避(不当に税金の支払いを少なくしようとすること)」や「マネーロンダリング(犯罪などによって不当に得たお金の出どころを分からなくし、正当に得たお金と見せること)」に使われることが多いオフショアとしても有名です。
そして、日本の大手電子機器メーカーであるオリンパスが巨額の損失を隠したのも、ケイマン諸島でした。
参考サイト:お金のガイドブック
このような背景があるからといって、ケイマン諸島の金融機関が悪いわけではありませんが、どうしてもダーティーなイメージは拭えません。
RL360゜は歴史の古い金融機関
インベスターズトラストとよく比べられるのが、マン島にあるRL360゜です。
現在は独立していますが、元々の母体であるロイヤルロンドングループは1861年に設立されました。ロイヤルロンドングループはイギリス系最大手の投資信託・保険会社であるため、信頼性がとても高いです。
※ロイヤルロンドングループはRL360゜の20%以上の株式を保有しており、両者は現在も密接に関わっています
もしあなたが「海外投資をやってみたい」と思うのであれば、金融機関を選ばなければなりません。そして、金融機関の信頼性を重視するのであれば、マン島のRL360゜を選ぶべきです。
実際に香港の大手IFAや投資顧問会社などは、インベスターズトラストではなく、RL360゜を推奨しています。
RL360゜の詳細は下記の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今回はインベスターズトラストを辞めた人の話をお伝えしてきました。なかなか聞けない話なので、私も驚いたのですが、裏事情を知ることができたのは新鮮でした。
また、海外金融機関の歴史についてもお伝えしてきました。歴史がすべてではありませんが、やはり海外金融機関を選ぶ上で大きなポイントにはなると思います。
海外投資を始める際は、さまざまな要因をしっかりと検討し、後悔のない選択をするようにしてください。
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