【これはウソ!】海外投資でよく使われる12のセールストーク

海外投資に興味を持つと、さまざまなところから情報を集めるようになります。そして、知人からの紹介やセミナーで「海外投資の紹介者」に出会うのです。

その紹介者は海外投資について色々と教えてくれます。ただ、その中には顧客のことをまったく考えずに言っている「セールストーク」があります。そして、海外投資初心者はセールストークに騙されてしまうのです。

今回は「海外投資でよく使われる12のセールストーク」を紹介していきます。もしあなたがこれからお伝えするセールストークを言われているのであれば、その紹介者は疑った方がいいかもしれません。

もくじ
・海外投資でよく使われる12のセールストーク
1、海外投資では必ず資産が増えます
2、海外投資では年間10%以上の利回りが普通です
3、最初の2年だけ積み立てを行えば、その後は停止しても問題ありません
4、海外投資では税金がかかりません
5、いつでも積み立てを停止できます
6、ボーナスが付くから、積立金額を高く設定した方が良いです
7、元本が保証されています
8、契約期間は25年しか選択できません
9、IFAは変更できません
10、契約には海外口座が必要です
11、どのIFAを選んでも運用成績は変わりません
12、今、キャンペーン中です
・まとめ
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海外投資でよく使われる12のセールストーク

ここでは「海外投資でよく使われるセールストーク」だけでなく、その背景やウソの理由についてもしっかりとお伝えしていきます。

1、海外投資では必ず資産が増えます

海外投資を行うと資産が増える可能性が高いですが、必ず増えるということはありません。

また、海外金融商品の手数料の関係で、資産が増えるにはかなりの時間を要します。数年程度では元本と同額か元本割れすることもあるのです。

2、海外投資では年間10%以上の利回りが普通です

年間10%以上というのはかなり良い運用成績です。

これほどの成果を長年に渡って残し続けているIFA(Independent Financial Adviser:海外投資の運用会社)は数社しかありません。

「年間10%以上」という運用成績は当たり前ではないのです。

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3、最初の2年だけ積み立てを行えば、その後は停止しても問題ありません

これはかなり悪質なセールストークです。

このように言われてしまうと、「2年間だけなら積み立てができる。その後は停止すればいいか」と思ってしまいます。

ただ、このような積み立てでは、絶対に資産は増えません

最初の2年間は初期口座期間なので、積み立てを行わないと解約になってしまいますが、資産を増やすにはその後の貯蓄口座にお金を積み立てなければならないのです。

※初期口座期間は金融商品によって異なります

業界の裏事情ですが、顧客が2年間(初期口座期間)積み立てを継続すれば、紹介者にはコミッション(報酬)が全額支払われます。そのため、なんとかして2年間は積み立てを継続させようとするのです。

ただ、本当に大切なのは貯蓄口座期間なのです。

4、海外投資では税金がかかりません

オフショアで運用すれば、運用中は税金(キャピタルゲイン税)がかかりません。

月々5万円を25年間積み立てた場合(平均運用成績…8%)

ただ、日本に資産を戻すときなど、利益が確定した場合は税金を払わなくてはなりません

※ 一般分配金(利益)の20.315%。また、為替差益により、所得税がかかる可能性がある

「海外で資産が増えても国にはバレないから申告しなくてよいですよ」というのも間違いです。日本人である以上、最終的にはきちんと税金を払わなくてならないのです。

5、いつでも積み立てを停止できます

海外積立商品はいつでも積み立てを停止できるわけではありません。一般的には積み立てを開始して、2年間が過ぎた後に積み立てを停止できます。

また、積み立てを停止すると契約手数料(800円程度)が3倍(2,400円)になります

また、積み立てを停止すると貯蓄口座にお金が貯まりづらいため、資産がなかなか増えていきません。

6、ボーナスが付くから、積立金額を高く設定した方が良いです

これは間違いではありませんが、無理をして高い金額を設定するのは禁物です。

ゆくゆく減額をしてしまうと、手数料の関係で資産が増えていきません。それならば無理なく長期間積み立て続けられる金額を設定した方が、結果的に資産は増えていきます。

7、元本が保証されています

インベスターズトラストのS&P500など、元本保証の海外金融商品もあります。

ただ、元本が保障されているため、運用成績はあまり良くありません

また、元本保証が適用されるためには、積み立てを継続しなければなりません。途中で積み立てを停止すると、元本保証の適応外になることがあるのです。

それに、そもそもS&P500の投資信託は、ネット証券などで自分で購入できます。インベスターズトラストやIFA、業者が間に入るということは、それだけ手数料が取られるということなのです。

8、契約期間は25年しか選択できません

契約期間は5~25年の間で選択できる商品が多いです。

それにも関わらずこのように言ってくるのは、契約期間が長い方がコミッション(報酬)が多いからです。

業者の言うことを鵜呑みにするのではなく、自分できちんと考えて契約期間を設定しましょう。

ただ、期間が長いほど資産が増えやすいというのは事実です。

9、IFAは変更できません

アテナベストのメティス・インテリジェンスのように、なかにはIFA(Independent Financial Adviser:海外投資の運用会社)を変更できない海外積立商品もあります。

ただ、ほとんどの海外積立商品は、IFAをいつでも変更できます

このように言ってくるのは、その紹介者がそのIFAとしか業務提携していないため、他のIFAに変更されたくない(他のIFAの変更に対応できない)からです。

また、前述したような「IFAを変更できない海外積立商品」は選んではいけません

10、契約には海外口座が必要です

ほとんどの海外金融商品は海外口座を持っていなくても契約が可能です。日本の銀行口座を持っていれば特に問題はありません。

このように言ってくるのは、海外積立商品と合わせて海外口座も開設させることで、コミッション(報酬)を得ようとしているのです。

11、どのIFAを選んでも運用成績は変わりません

運用成績はIFA(Independent Financial Adviser:海外投資の運用会社)によって決定的に変わります。

運用成績は顧客の資産に直結するので、運用成績が良いIFAを選ぶことはとても重要です。

もちろん、過去の運用成績が良いからといって、将来の運用成績も良いとは限りません。ただ、そのようなIFAは実力を持っていることは確かです。

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海外金融機関やIFAがキャンペーンを行うことはありません。行うとしたら日本の業者になりますが、そのようなキャンペーンは定期的に行われていることがほとんどです

まとめ

今回は「海外投資でよく使われるセールストーク」を紹介してきました。

海外投資を紹介されたことがある人なら、このような「セールストーク」を言われたことがあるのではないでしょうか? ただ、事実とは違う内容も多いことはご理解頂けたと思います。

このように言ってくる紹介者を決して信用してはいけません。その紹介者はあなたのことを考えて言っているわけではないからです。

もし「海外投資を勧められているが怪しいと感じている」、「海外投資の被害に遭った」という人がいれば、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。海外投資の真実をきちんとお伝えさせて頂きます

 

 

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