【スタンダードライフ】「ハーベスト101」を徹底解説!

スタンダードライフ(Standard Life)は世界的な金融機関ですが、日本ではあまり知られていません。現在は日本人との新規契約を打ち切っていることもあり、最近では名前も聞かなくなってしまいました。

ただ、一定数の日本人契約者は存在しています。スタンダードライフの代理店は少ないため、海外投資難民になっている人も少なくないようです。

今回はスタンダードライフの積立商品である「ハーベスト101(Harvest101」を詳しく解説していきます。また、ハーベスト101の資産が増えない場合の対策もお伝えしていくので、ぜひ参考にしてみてください。

もくじ
1、スタンダードライフ(Standard Life)
 ・会社概要、歴史、背景
2、ハーベスト101(Harvest101)
 ・概要
 ・手数料
 ・ボーナス
3、ハーベスト101の資産が増えない人が取るべき対策
4、まとめ
5、YouTube動画はこちら!

スタンダードライフ(Standard Life)

スタンダードライフはとても長い歴史がある金融機関(保険会社)です。設立から200年近く経った今でも、金融界で一定の地位を確立しています

スタンダードライフ 公式Webサイト

スタンダードライフ会社紹介動画

スタンダードライフの会社概要、歴史、背景

設立:1825年

本社:エディンバラ(イギリス)

オフィス:イギリス、ドイツ、アイルランド、オーストリア、カナダ、香港、中国、インド

従業員数:1万人以上

顧客数:700万人以上

事業内容:銀行、保険、証券など

預かり資産額:2兆円以上

格付け:S&P:A+ 、Moody’s:A1

証券市場:FTSE100銘柄に選定

歴史:2017年にスコットランドにあるエディンバラを本拠地とする生命保険会社の「スタンダード・ライフ(Standard life plc)」と、同じくスコットランドにあるアバディーンを本拠地とする「アバディーン・アセットマネジメント(Aberdeen Asset Management plc)」の合併によりスタンダードライフ・アバディーンが設立された。

※三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)はアバディーン社の17%の株式を保有する筆頭株主となっている。

スタンダードライフ香港

スタンダードライフ香港(現在のHeng An Standard Life Asia Limited)は1999年に設立された保険会社です。

当初は合弁会社として設立し、2002年にスタンダードライフの100%子会社となっています。

2020年には中国の保険会社である「ヘンアンスタンダード生命保険会社(Heng An Standard Life Asia Limited)へ譲渡されました。

それでは次に、スタンダードライフの積立商品である「ハーベスト101(Harvest101)」を紹介していきます

ハーベスト101(Harvest101)

「ハーベスト101(Harvest101) 」はスタンダードライフの主力商品です。ただ、代理店がPRに力を入れていなかったこともあり、日本ではあまり広まりませんでした

ハーベスト101(Harvest101)の概要

・積立期間
5~25年

・契約者数
1名 or 2名

・契約可能年齢
18~75歳

・積立年齢制限
満81歳の誕生日まで

・初期口座期間
18~24ヶ月
※積立期間により変動(5~10年:18ヶ月、11~15年:20ヶ月、16~20年:22ヶ月、21~25年:24ヶ月)

・申込場所
香港

・死亡時受取金
受託者にプランの権利が移る。死亡時から90日以内に死亡申告手続きを行うと、解約手数料がかかることなく時価総額を死亡保険金として受け取ることができる。

・支払方法
クレジットカード(VISA、Master Card)

・積立通貨
米ドル、ユーロ、香港ドル

・積立頻度
月払い、四半期払い、半年払い、年払い

・最低積立金額
米ドル:250ドル
香港ドル:2,000香港ドル

・プラン最低維持額
米ドル:1,500ドル

・身分証明書 ※いずれか一つ
パスポート、運転免許証

・住所証明書 ※いずれか一つ
運転免許証、公共料金証明書、住民票、税金納付書、クレジットカード明細書、ローン明細書、建物の賃貸借契約書

・譲渡
不可

・減額
初期口座期間終了後に申請可能

・取り崩し
初期口座期間終了後、プラン最低額を維持することを条件に申請可能

・停止
初期口座期間終了後、プラン最低額を維持することを条件に申請可能

・解約
いつでも申請可能
※初期口座の時価総額に対して解約手数料がかかる(下図参照

ハーベスト101(Harvest101)の手数料

他の海外積立商品と同様に、「ハーベスト101(Harvest101)」にはいくつかの手数料がかかります。

・契約手数料
米ドル:7.5ドル

・初期口座管理手数料
初期口座の時価総額×0.5%を毎月徴収

・投資口座管理手数料
時価総額×0.125%を毎月徴収

・信託報酬 ※IFAによって異なる
時価総額×0.25~0.375%を四半期ごとに徴収

・一括投資手数料
一括投資額×5%

ハーベスト101(Harvest101)のボーナス

他の海外積立商品と同様に、「ハーベスト101(Harvest101)」にはいくつかのボーナスが付きます。

エキストラアロケーション

積立時に毎回付与されるボーナス
※積み立てを一時停止してしまうと、付与されなくなる。積み立てを再開すると、再び付与される。

500~600ドル:0.02% X 契約年数
601~1,200ドル:0.04% X 契約年数
1,201ドル以上:0.06% X 契約年数
※毎月の積立金額によってボーナス率が変動する

ラージバリューボーナス

資産額が一定額を超えた時点で付与されるボーナス

15,000~45,000ドル:資産額の0.005%が毎月付与される
45,001~90,000ドル:資産額の0.01%が毎月付与される
90,001~120,000ドル:資産額の0.015%が毎月付与される
120,001ドル以上:資産額の0.02%が毎月付与される
※資産額によってボーナス率が変動す

ハーベスト101の資産が増えない人が取るべき対策

スタンダードライフのハーベスト101を契約しているけど資産が増えない」といった人は少なくありません。

そのような方はIFA(Independent Financial Adviser)を変更することをお勧め致します。なぜなら、ハーベスト101を運用しているのはスタンダードライフではなくIFAだからです。

海外投資(海外積立投資)では、IFAが運用の要になります。海外金融機関、IFA(および正規代理店)、顧客の関係を示すと下図のようになります。

そして、アドミニストレーションなど、歴史が古く運用成績が良いIFAに任せると資産が増える可能性が高くなります

これらのIFAの会社概要や運用成績は下記の記事で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください

【日本人に人気!】IFA・アドミニストレーションが選ばれる理由とは?

まとめ

今回は「スタンダードライフのハーベスト101」を詳しく解説してきました。

ハーベスト101は他の海外積立商品と同じような構成、手数料体系になっている商品です。そのため、やはりIFAの運用が重要になります。

もしハーベスト101の資産が増えなくて悩んでいるのであれば、一度IFAの変更を検討してみても良いかもしれません。無料相談をご希望の場合は、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合せください

 

 

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