【最新の海外生命保険】BMIのユニバーサル生命保険とは?

日本人が契約できる海外生命保険というと「サン・ライフ(Sun Life)」や「FTLife」などの香港の保険会社を思い浮かべる人が多いと思います。

ただ、最近はアメリカの生命保険に加入する人が少しずつ増えてきました。

今回は日本人が契約できるアメリカの生命保険である「BMI(Best Meridian Insurance Company)のユニバーサル生命保険」を徹底解説していきたいと思います。海外生命保険を考えている人は、この保険も選択肢に入れて検討するようにしましょう。

もくじ
1、海外生命保険の概要
2、BMI(Best Meridian Insurance Company)
 ・BMIの会社概要、歴史、背景
3、ユニバーサル生命保険とは?
 ・ユニバーサル生命保険の商品概要
4、インデックスの選択について
 ・S%P500
 ・NASDAQ100
5、アメリカの生命保険vs香港の生命保険
6、まとめ

7、YouTube動画はこちら!

海外生命保険の概要

海外生命保険の仕組みは国内の生命保険と同じです。契約しているのが「海外の生命保険会社」というだけで、商品構造に大きな違いはありません。

保険料を支払うことで、死亡時や高度障害時に(遺族などが)保険金を受け取れます。また、死亡しなかった場合など、保険金の支払条件に当てはまらなかった場合は、解約返戻金を自分で受け取ることもできます。

ただ、「死亡保険金」や「解約返戻金」は海外生命保険の方が圧倒的に大きいです。日本の生命保険と違い、年数が経つごとに死亡保険金も解約返戻金も増えていくのです。

外為法(外国為替および外国貿易法)があるため、海外生命保険について知る機会は少ないですが、契約者や被保険者にとって非常にメリットが大きい保険なのです。

※外為法(外国為替および外国貿易法):日本と外国との間の資金や財(モノ)・サービスの移動などの対外取引や、居住者間の外貨建て取引に適用される法律。海外金融商品の契約や購入は問題ないが、宣伝、勧誘などは規制されてい

BMI(Best Meridian Insurance Company)

BMI(Best Meridian Insurance Company)はアメリカに籍を置く保険会社です。アメリカだけでなく、世界中に支店を持っています。

※BMIというと「BMI Funds Management Limited(IFA・ジャンボアライアンスファンドの関連会社)」を思い浮かべるかもしれませんが、その会社とは無関係です

BMIの会社概要、歴史、背景

・本社はフロリダ州のマイアミ

・1973年に創業

・全米保険監督官協会登録番号(NAIC):63886

・格付けはA-(EXCELLENT)※A.M.Best社

・総資産額は3億8千万ドル以上

・再保険会社はスイス再保険会社など

・保険契約管轄地を選択できる
1、BMI保険会社(アメリカ・フロリダ州)
→死亡保険金:非課税、解約返戻金:課税
2、BMIインターナショナル保険会社(ケイマン諸島)
→死亡保険金および解約返戻金:非課

ユニバーサル生命保険とは?

ユニバーサル生命保険とは、「貯蓄機能と保証機能を備えた保険」のことです。1970年代にアメリカで発売され、世界中に広まっていきました。

※「universal」は万能という意味。貯蓄ができ、保険も付いている万能な保険なのでこのような名称が付けられた

日本ではアカウント型保険、自由設計型保険、利率変動型積立終身保険などと呼ばれています。今では日本人にも馴染みの保険になっています。

ユニバーサル生命保険の全体像は下図のようになります。

保険料が口座(コップ)に積み立てられ、管理費や手数料を差し引いた後に、残った資金(水)を運用に回して資産を増やす仕組みです。

BMIのユニバーサル生命保険は「S&P500」や「NASDAQ100」などのインデックスファンドを運用先にしています。後述しますが、これらのインデックスファンドに投資することで、安定して資産を増やすことができるのです

ユニバーサル生命保険の商品概要

・契約
日本国内で契約可能

・商品概要
死亡保障のある終身保険
※S&P500もしくはNASDAQ100のいずれかのインデックスファンドに投資する

・支払期間
自由に設定可能

・保証期間
満期年齢である121歳になるまで

・契約者数
1名
※契約者数の変更が可能かは確認中

・契約可能年齢
0〜75歳

・最低保証額
100,000ドル

・支払方法
クレジットカード(VISA、Master Card、AMEX、JCB)
※2%の手数料がかかる
海外送金

・積立頻度
年払いのみ

・健康診断
必要(日本で実施)

・解約
保険料の支払いが停止した場合、解約返戻金がある限りは契約が継続する。ただ、解約返戻金がなくなった時点で契約は強制的に終了する

インデックスの選択について

ユニバーサル生命保険(ベストインデックス・ユニバーサル生命保険)はインデックスファンドに投資する保険商品です。

保険契約者は「S&P500」もしくは「NASDAQ100」のいずれかのインデックス指数を選択します。そして、それぞれのインデックスファンドの価値が上がり、契約者の資産も増えていくという寸法です。

契約者の資産が増えていけば、多額の解約返戻金を払うことができます。また、一定の死亡保険金を払うことになっても保険商品としての存続は可能です。

S&P500およびNASDAQ100は長期的な目線で見れば右肩上がりに増えているインデックス指数です。過去25年間の平均利回り(S&P500:7.1%、NASDAQ100:7.84%)をみると、その安定性がよく分かります。

この上昇トレンドに乗っていくのが、ユニバーサル生命保険の基本戦略です。ただ、運用益として加算されるのは40〜75%の間で調整されます。

また、それぞれのインデックス指数は年によってマイナスになることもあります。

そのような場合でも、年利1%の最低保証が備わっています。トータルでプラスになる見込みがあるため、他の年のプラスでカバーできるという算段です。

逆に年利の上限も設定されています。どれだけインデックスがプラスになっても、保険商品に還元されるのは16%までになります。

このようにリスクを抑えつつ、確実に資産を増やしたい人に向いている商品がユニバーサル生命保険なのです

S&P500

S&P500(Standard & Poor’s 500 Stock Index)は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数です。

ニューヨーク証券取引所、NASDAQ、NYSE MKTに上場している企業の中から代表的な500社を選出し、その銘柄の株価をもとに算出されます。

会社数は500社ですが、1つの企業で複数の銘柄になる場合は、銘柄数が500より多くなることがあります(2022年現在:505社)。また、アメリカ企業でないと判断された銘柄はS&P500の対象外になることがあります。

・S&P500の構成企業
Apple、Alphabet (Google)、Meta Platforms(旧 Facebook)、Microsoftなど

・S&P500の推

NASDAQ100

NASDAQ100(NDXは、ナスダックに上場する時価総額上位100銘柄(金融銘柄を除く)の時価総額を加重平均によって算出した株価指数です。S&P500と並び、アメリカを代表する株価指数の一つとなっています。

※NASDAQは3000以上ある全NASDAQ上場銘柄から算出されます。また、NASDAQ100では除外している金融銘柄も含んでいます

・NASDAQ100の構成企業
Apple、Alphabet (Google)、Meta Platforms(旧 Facebook)、Microsoftなど
※主要銘柄はS&P500とほぼ同じです

・NASDAQ100の推

アメリカの生命保険vs香港の生命保険

ここまでの話で、BMIのユニバーサル生命保険の概要はお分かりいただけたと思います。ただ、「サン・ライフ(Sun Life)」や「FTLife」などの香港系の保険会社が気になる人も多いのではないでしょうか?

どちらを選ぶか迷うかもしれませんが、結論からいうと香港の生命保険を選んでおいた方が無難です。

なぜなら、今までたくさんの日本人が香港の生命保険に加入してきたからです。

多くの実績がありますし、香港の生命保険会社およびIFAも日本人の対応に慣れています。また、仲介する国内業社も、滞りなく手続きを行なってくれます。

これでアメリカの生命保険の方が優れていれば検討の余地がありますが、パフォーマンスに大きな違いはありません。

香港系の生命保険については下記の記事で詳しく解説しています。興味がある人はぜひ参考にしてみてください

【海外生命保険の王道!】サン・ライフの「ライフ ブリリアンス」の概要

【資産が100倍!??】サン・ライフの新商品『ヴィクトリー』を徹底解説!

【海外生命保険の最高利回り】FTLife・リージェントプライム / エリートとは?

まとめ

今回はアメリカの生命保険である「BMIのユニバーサル生命保険」について詳しく解説してきました。

ユニバーサル生命保険は、新たな選択肢になり得る海外生命保険です。王道は香港系の生命保険(サン・ライフ:Sun Life、FTLife)ですが、検討する価値はあると思います。

もしBMIのユニバーサル生命保険に興味がある人は、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。契約対応が可能な金融庁認可の投資顧問会社所属の専門FPをご紹介させていただきます

 

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